元気ですか?写真の彼

昨日、元カレの夢をみた。

雨だったからかな。

私をな〇なの里につれて行ってくれた彼・・・

 

あの日は私の誕生日だった。

プライズだと言って朝早くに叩き起こされて

連れて行かれたのはとあるバスターミナル。

すごくはしゃぎながらビールとか買い込んでいたね。

私は寝起きで訳わからなかったからついていけなかったよ。

そして、腕を引っ張られて乗ったのは

とあるバスツアー用のバス。

まわりは大学生とか高校を卒業したて?みたいな

キャピキャピカップルばかり。

どうみても私たちは浮いていた。

なのにあなたは、するめを食べながらビール飲んでいましたね。

まわりのカップルがキャラメルコーンとか食べさせあいっこしているのに

私たちのまわりだけ、するめのにおいが漂ってましたね。

 

そして、最初に着いた、長島スパーランド

どちらに行ってもいいですよと言われ(アウトレットモールもあった)

私が目をキラキラとさせて

長島スパーランドのジェットコースターに乗りたい!」と

言ったのに

「空気を読みなよ」と冷たく言い放ち、アウトレットモールになりました。

かといって、

アウトレットモールで三時間、何をするでもなくフードコートに

いた事、私は忘れられません。

バスに戻った時、隣のカップルが

「遊園地楽しかったね」と笑い合っている時の私の心情なんて

おかまいなしに、ポテトチップスをバリバリ食べていましたね。

そして最終目的地のな〇なの里。

夜景とか電球やんとか思っていた私も感動しました。

さっきの事なんかもう許せちゃう☆と思って横を見たら

彼がいない。

えぇぇぇ!!と焦って戻ると、入り口で写真を何枚も撮っていました。

それから、ちょっと進むと写真を撮り、また進むと写真を撮っており、

肉眼で見るよりファインダー越しでしか見てなくない?状態。

話すことも、「これ、良く撮れてない?」とか

「このアングルいい感じじゃない?」とか

「この写真はいまいちかな?」だけ。

 

もう私はその時、無言でした。

すると、

ポツッ・・ポツッ・・・ポツッ・・・

と雨?と思っていたら

ザァァァァァァァァァ!!!と滝のような大雨。

「雨やどりしよ!!」と彼に言うと

彼は写真に夢中。

この時ほど防水加工というものに憎しみをもったことは

ありません。

それからしばらく、「待って」「あとこれ撮ったら終わるから」

「あと一枚」とずぶ濡れな私をおかまいなしで放置。

あの時の私は滝にうたれて修行している感覚でした。

無 無 無

そして、やっと雨やどりをした頃には雨もあがっており、

私たちだけがずぶ濡れでございました。

その後は、まだ写真を撮っている彼を残し、

バスに向かって歩き続けました。

もう頭の中は、帰りたいという言葉しかありませんでした。

 

バスの中で彼がドヤ顔でなんか言っていたけれど、

「いい誕生日やったやろ」とか言っていた気もするけれど、

必殺たぬき寝入りでかわし、無事帰る事が出来ました。

 

忘れたいのに忘れられないエピソード3位を

まさかの最初から最後まで夢でもみるなんて・・・

 

それからの私は写真を撮るのに少し、抵抗があるのである。